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結は、圭介といっしょに家を出て青葉高校に向かった。
向かう途中で、何人かの高校生と会った。その時、圭介と会話する人もいて、こいつは誰からも好かれるやつなんだと実感した。
ひとの懐にスッと入ることを、すんなりできることは、すごいことだと思う。
俺には、苦手なことだから。
青葉高校に着いて、クラスの名簿を見ると、圭介と同じクラスだった。
圭介「クラスいっしょやな。」
笑ってこっちに話しかけてきた。
結「あぁ、そうだな。よろしくな。」
素直な気持ちだった。
圭介は、友達も沢山いて、別に俺と同じクラスじゃなくても、変わらないだろう。でも、俺のことを思って言ってくれた。
これから、圭介と同じクラスで同じ部活だ。
なんか、疲れそうだな。
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