第1章

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ガラガラガラ。 結「ただいまー。」 百合子「おかえり、結。」 台所のほうから、聞こえてきた。 百合子「早かったね。」 結「今日は、道が分からないし、早めに切り上げたんだ。」 百合子「そう。パン、ご飯どっちにする?」 結「ご飯にする。」 テーブルの上に、ご飯と味噌汁と目玉焼きがでてきた。 結「父さんは、寝てるの?」 百合子「そうなの。昨日の引っ越しで疲れてるのかしら。今日は、特別に寝かしてるの。」 トントントン。 階段から歩き音が、聞こえてきた。 咲「お兄ちゃんおはよー。」
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