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ホワイトカラーのロードバイクで、坂道を下っていくと、コンビニがあり、そこから左に曲がると1キロ先行きに咲の通う学校があり、また1キロ先に、高校があった。
グラウンドには、まだ人がいなかった。
野球部の練習風景とか、見ておきたかったが、明日でもいいかと思い引き返すことにした。
すぐ近くに、スポーツ店があった。
時間もつぶしたかったので、入ってみた。
「いらっしゃい。」
店内は、広く色々なスポーツ用品が揃えてあった。とりあえず、野球コーナーで
グローブや、スパイクを見ていた。
「おう、圭介いらっしゃい。」
客が入ってきたらしい。
「丸山さん、店の前のロードバイクかっこいいね。丸山さんの?」
「違うよ。お客さんのだろ。」
「さっき、圭介くらいの男の子が入ってきたから、その子のじゃないかな?」
「まじで。」
結は、何か嫌な予感がした。
足音が、だんだん大きくなってきて、後ろのほうから、気配がした。
圭介「なあ、あのロードバイクあんたのか?」
嫌な予感的中。
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