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そして、沙由莉は自身で吹っ飛ばしたシャッターから出て行った。
沙由莉が出ると、その後に機動隊、ガーディアンが入ってきて犯人確保をする。
全員の救助が終わり、彰吾と俊は事情聴取を行われた後に機動隊、ガーディアンから激励を頂いた。
彰吾と俊は現場用意されていた椅子に座っていた。
「いや、まぁハチャメチャな一日だったな。彰吾」
「ああ、確かに」
「あーあ、妹は何処へのDVDとっくに来て、帰ったんだろうなー」
「だろうな、俺はこっから飯を作らないと……―――あああああ!!」
突然彰吾が叫びながら立ち上がる。それに驚く俊。
「な、なんだよ」
「今日苦労して手に入れた卵が……」
彰吾が指を指す、その方向にはボロボロになった銀行を指していた。
彰吾はガーディアンの人に中に買い物袋があるか確認して貰うと、予想通りのボロボロ。卵が全てつぶれていた。
それを見たガーディアン指揮官の涼子は「えっと、今から卵買ってきますけど大丈夫ですか?」といわれ何とか、卵を仕入れることに成功した。
そして、事件は終わり彰吾と俊はガーディアンの人達に家まで送って貰い、帰宅した。
自分の部屋の前に着き、鍵を出し扉をあける。
「ただいまー」
誰かいるわけも無く、ただいまと言う。
彰吾はさすがに疲れ、軽くシャワーを浴びてカップラーメンを食べてベットに横になった。
ベットに横になるとすぐに睡魔に襲われ、そのまま眠った。
第4女学院の学生寮、東堂沙由莉は自分の部屋にあるベランダに出ていた。
「天月彰吾に宮下俊か……、面白い人達 日程を早く決めて誘おうっと」
沙由莉はつぶやきながら、部屋に戻りベランダのドアを閉めて寝た。
つづく
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