Childhood dream

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由美は俺に向かい、こくりと小さく頷いた。 「そう、4人でお揃いにしたの。 4つのペンダントトップを合わせたら、四葉のクローバーが出来上がるように。」 由美の言う4人。 それはきっと、彼女が高校時代から行動を共にしていた彼らの事。 「私は11月生まれ。 咲良は5月でヌマは1月。 それから……、大雅は12月生まれだったからこれ。」 由美は青い箱の中身を掌の上に乗せ、青く輝くその石を愛おしそうに見つめた。
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