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愛しい人と友人関係でいる事は苦しい。
それでも由美は、大雅と同じくらい大切な咲良の気持ちも認めてあげたかった。
―――気付いてたんだな……。
きっと、由美は気付いていた。
4人で過ごしている間に、いつしか咲良と大雅の気持ちが通じ合っていた事を……。
「そうそう、以前購入した桜モチーフのペンダント。
親友にプレゼントしたら、彼女、とても喜んでくれました。」
朱鷺さんに向かい、嬉しそうにそう報告する由美。
そういえば、彼女は以前、代引きで商品を購入してくれていた。
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