Childhood dream

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噂をすれば影。 正に俺は、さっき朱鷺さんと彼女の事を話したばかりだった。 前回会った時はスーツ姿。 しかし今日の彼女は、淡いピンクのニットアンサンブルにブラウンのフレアースカートといった装いでこのカフェに現れた。 「さぁ、こちらへ。」 朱鷺さんは彼女を俺のいるテーブルへと案内する。 彼女はニッコリとはにかんで頷き、朱鷺さんに促されるまま、俺が座っていた場所の向かいの椅子に腰を下ろした。
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