第22章

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【響side】 親父達になんとか、弟達の事を認めてもらった。 あやめもすっかりと元気になりマンションにも戻った。 「響、いろいろありがとう」 「ん?」 「だって、響に支えてもらったから、今の私があるし、それに笠井君から謝って貰えたから…」 抱きついてくる俺の愛おしい女。 「なぁ、お前は、まだ、できねぇのか?」 「なにが?」 俺はお前を抱く時、“避妊”してねぇんだけど? 弟に先を越されるとも思わなかったが…
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