47人が本棚に入れています
本棚に追加
【響side】
親父達になんとか、弟達の事を認めてもらった。
あやめもすっかりと元気になりマンションにも戻った。
「響、いろいろありがとう」
「ん?」
「だって、響に支えてもらったから、今の私があるし、それに笠井君から謝って貰えたから…」
抱きついてくる俺の愛おしい女。
「なぁ、お前は、まだ、できねぇのか?」
「なにが?」
俺はお前を抱く時、“避妊”してねぇんだけど?
弟に先を越されるとも思わなかったが…
最初のコメントを投稿しよう!