プロローグ

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 蒼く清みきった、雲ひとつない空・・・・・ それは悲劇を知らぬ純粋な子供の瞳の美しさと等しいはずだった。  時はながれ、モノは劣化してゆく。 それはモノだけではなく、生命、そして  "魂"も・・・  空も。    正義の決意を胸に秘めた天使さえ 黒煙を巻き上げ、堕ちてゆく。  天使は    広大な"空"より       小さい。
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