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男「時間だな。一度だけしか話さないからな。質問も無しだ。まず……」
男の話を全て聞いて俺は恐怖を感じたがそれ以上に期待に胸を踊らせた。
スーツ男の言うことをまとめるとこうだ
・今から俺達はゲームをプレイさせられること(ゲームやアニメに良くありがちなフルダイブのようだ)
・参加者はこの学校の生徒であり今から10分後に行われ、その間外部へ連絡等した場合即刻ゲームオーバーとし射殺されること
・今から配られる機械を腕に着けること(機械は時計に近い形をしてボタンが幾つかついているみたいだ)
・チームは4人1組10チームとすること(現在クラスは40名)
・ゲームの中での死は現実の死であるが、蘇生も可能であること(ただしワールドが別らしく、チーム以外の他の生徒と会うことは無いらしい)
・ゲームのクリア条件は自分たちで探すこと
・後の指示はゲームの中で直接話されること
この中で一番気になったのが蘇生可能という所だ。
1人でも生き残ればチームメンバーを生き返らせることが出来るのは大きい。
逆に4人全員が死んだらどうしようもないということだが、まだ蘇生可能なだけ安心できる。
別に死にたい訳ではないが。
そして一番の問題は4人1組というところだ。正直俺は圭也以外に仲の良い奴は居ない。部活もやってないし、俺自身あまり社交的な人間ではない。
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