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これからどうしようかと考えていたとき1人の生徒がこっちに向かってきた。 「あの……一緒に組んでもらっても……良いです……か?」 コイツは確か……名前を思いだそうとしてると 「私、美樹です。新田美樹(にったみき)って言います」 正宗「あ…悪い……その……名前思い出せなくて」 美樹「いえ、私…正宗君と話したの今日で2回目ですから…覚えてなくても無理無いです……前に何の本読んでるか話しかけらたんですけど、覚えてないですか?」 思い出した。いつも大人しそうにしていて休み時間とかは本ばっかり読んでる奴だ。前に一回なに読んでるか気になって話しかけたっけ。 大人しくて本ばっかり読んでるからそういう子ってイジメを受けてる印象が強いけどそんな所見たことないし…… 仲間外れにされてるわけでも無いからどうして俺の所に来たのかは疑問だが断れないしな。 正宗「と、とりあえずチームを組もうか?圭也も同じチームに誘うつもりだけど……良い?」 美樹「は、はい!大丈夫…です」 打ち解けるのに時間がかかるかな?何て考えていたら後ろから肩を叩かれた。 圭也「正、僕と組まないか?どうせ僕以外組む相手は居ないだろ?」 悪かったなお前以外友達居なくて。 正宗「あぁ、構わないけど新田さんも一緒だ。いいか?」 圭也「新田さん!?あ、あぁ。歓迎するよ。よろしくね、新田さん」 美樹「西城君……だよね、よろしく」 圭也「圭也で良いよ。その代わり美樹さんって呼んで良い?これからチーム組むんだからさ」 美樹「わ、わかりました。圭也君、改めてよろしくね」 圭也「う、うん!よろしく!」 こういう社交的な力が俺には足りないんだな。 しかし何をそんなにおどろいてるんだコイツは? 圭也「正…新田さんは学年で1、2を争う美貌の持ち主だよ?驚くに決まってるでしょ!彼女が好きとか、そういうのではないけど嬉しい事に変わりはないさ。良く美樹さんとチーム組めたね。何したの?」 失礼な。別に何もしてないぞ。なんなら向こうから声をかけてきたんだが……言っても信じないな、これは。 正宗「さて、これで3人か。後1人……どうするかな。」 何故だろう。とてもいやな予感がする。
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