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さて、人数がちょうど居る。ということはつまり絶対に余る奴が出てくるわけだが……
「圭也!私と組もう!」
来たか…コイツは圭也の幼なじみで京極小鳥(きょうごくことり)
何ていうか……男勝りな奴だ。ボクシングをやっているらしく力も半端じゃない。小鳥という名前とは裏腹に大人しさの欠片もない奴だ。
嫌いなわけではないが静かなのが好きな俺にとって苦手なことこの上ない。まぁ今からチームを組むだろう相手にそんな事は考える必要はないが。
圭也「小鳥か…良いよ、組もうか。正も美樹さんも良いかい?」
良いもなにも他の奴らはみんな決まってるらしく殆どが4人1組で固まっている。
小鳥もイジメられてるとか、そういう訳ではないが圭也以外の奴らとあまり一緒に居ることがない。
別段クラスの奴らと仲が悪い訳でもないし寧ろ社交的な方だが、既に他の奴らは組む相手を決めていたようだ。
つまり、ここに来るのは必然といえば必然なのである。
小鳥「正と……美樹ちゃん?だよね!よろしくね!」
許可した覚えはないんだが……せざるを得ないか。
美樹「よろしくね、京極さん」
小鳥「小鳥でいいよ!正も、よろしくね」
美樹「うん、わかった。よろしくね小鳥ちゃん」
正宗「よろしくな小鳥。とりあえず、これで4人そろったな」
さて、何とか組めたがこれでうまくやっていけるのだろうか?先が不安だ。
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