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「それは、残念だったわね」
「うん、でもまた二~三日したら様子見に行ってみるよ」
「そう。それにしても、まさかあなたたちが付き合っていたなんて、知らなかったわ。いつからなの?」
「えっ?」
咲が不思議そうな顔をしていると、奈津子は眉間にシワを寄せた。
「何よ。はぐらかすことないじゃない」
「いや、私たち付き合ってないよ」
「えっ? 違うの?」
「うん、告白すらしてないし……」
「あら、モタモタしてたら誰かに取られちゃうわよ。光輝くんかっこいいし、運動神経も良いから」
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