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今まで目の前にいた真戦組の面々は、皆穴の中へ退避。
避ける間も無く、刹那の一撃がモンスターを襲う。
「吹き飛べモンスター!
無能なめんじゃないわよ!」
「己!はかっ……。」
ドンと言う激しい音と共に高熱を帯びた衝撃波がモンスターを襲う。
「グワァァー!!!」
「土遁の術!」
ドーンドドドンと言う激しい音と共にモンスターに設置された爆弾が爆発。
アトリモールは崩れ、吹き飛んでしまった。
「ふぅ……。あちゃー。瓦礫の山ね……総司さん達は大丈夫かしら……。」
「…………。なわけないでござるよ!
総の旦那ぁぁぁ!」
辺りの光景に驚いた表情を浮かべるも、すぐに総司達が入った穴のあたりで大声を上げる。
「まぁ…爆風でやられちゃいないわよ。
爆風ってのは主に上と横に広がるから。」
そう言いながら、刹那はバズーカーを穴のあった位置の瓦礫を目掛けて構える。
「ちょっと!忍者君!
危ないから、そこどいてぇー。」
「ござ?…イーッ!?」
臣黄泉は慌てて、その場を退避。
刹那の砲撃が瓦礫を跡形もなく吹き飛ばした。
「ハァハァ……。危ないでござるよ!刹那殿!!!」
「あははっ!
それよりも助けてあげなさいよ!」
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