第1章 アトリモール決戦!

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今まで目の前にいた真戦組の面々は、皆穴の中へ退避。 避ける間も無く、刹那の一撃がモンスターを襲う。 「吹き飛べモンスター! 無能なめんじゃないわよ!」 「己!はかっ……。」 ドンと言う激しい音と共に高熱を帯びた衝撃波がモンスターを襲う。 「グワァァー!!!」 「土遁の術!」 ドーンドドドンと言う激しい音と共にモンスターに設置された爆弾が爆発。 アトリモールは崩れ、吹き飛んでしまった。 「ふぅ……。あちゃー。瓦礫の山ね……総司さん達は大丈夫かしら……。」 「…………。なわけないでござるよ! 総の旦那ぁぁぁ!」 辺りの光景に驚いた表情を浮かべるも、すぐに総司達が入った穴のあたりで大声を上げる。 「まぁ…爆風でやられちゃいないわよ。 爆風ってのは主に上と横に広がるから。」 そう言いながら、刹那はバズーカーを穴のあった位置の瓦礫を目掛けて構える。 「ちょっと!忍者君! 危ないから、そこどいてぇー。」 「ござ?…イーッ!?」 臣黄泉は慌てて、その場を退避。 刹那の砲撃が瓦礫を跡形もなく吹き飛ばした。 「ハァハァ……。危ないでござるよ!刹那殿!!!」 「あははっ! それよりも助けてあげなさいよ!」
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