本編

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「クッキーって凌牙君、お菓子出来るん?」 「まぁ一応は」 「凌ちゃんって部屋の片づけは出来ない癖に 料理関係は片づけまでキチンと出来るんだよねぇ」 うるさいっての、それに先輩の前で凌ちゃん言うなし。 「しかもすっごく美味しいんだから」 「ホンマに?俺も喰いたいなぁ」 「片づけ手伝ったら食べれるかもよ?」 燐の言葉にチラチラこっちを見始める先輩。 燐の奴ハードル上げやがって・・・。 「食べたければ片づけお願いします」 「よっしゃぁ!燐、指示頼むで!」 「任せといて!」 すんのね片づけ、ありがたいけれども。 キッチンの片づけすでに終わってる。 燐の奴最初からなんかねだる気だったな。 とりあえずクッキーのタネ作って、冷蔵庫で冷やしてる間にトリュフでも作るか。 材料はあるし、機材もあるし問題なし。 そういえば先輩、説明あるとか言ってたけどいいのか? まぁわかんない事あったら燐に聞けばいいし。 さてと、お菓子作りますかっと。
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