本編

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…?Side… 「今日来る転校生、燐知り合いやて?」 そうだよぉと間延びした声で燐は答える。ならば自分の代わりに迎えにいって欲しいと言ったら… 「それじゃつまらないからヤダ」 と、にっこりと音が付きそうな笑顔で拒否された。 転校生側からしたら知り合いの方が気遣わんでえぇやろに…。ってかつまらんてなんやねん! 「別に迎えにいってもいいけど…炎樹好みだから、会った方がいいよ?」 「髪綺麗なん?」 「サラサラでツヤツヤ」 そんなん言われたら行くしかないやんアホ! 「しゃあないなぁ…」 「じゃ、俺は遠くから覗いてよっかなぁ」 燐がそう言うって事は何かしら起こるんやな、めんど。
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