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ちゅっと、もう一回唇を重ね合わせる。
「・・・ん、だよ。」
顔が真っ赤だ。
可愛い。
・・・今、私の気持ちを受け入れてもらえないのなら、今のうちに攻めこむまでだ。
もう、誰にも渡さないんだから。
他の人には見せてなんてあげない。
陵の泣き顔なんてー・・・。
ふと、空を見上げると。
青く、透き通るほど綺麗だった。
君の涙は『好き』の雫。
どうか、どうか私が。
あなたの大切な雫になれますように。
・・・ー青空の下。
私たちの恋は、まだ、始まったばかりだ。
end
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