プロローグ

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 そこの公園は森林公園という名の通り、公園の周りを木でいっぱいに囲まれていて、公園の中心には大きな噴水があったが、今は夜中なのでそれも止まっていた。  公園の中には噴水を取り囲むように三つのベンチもあったが、そのベンチにも座らずに、その少女は一つの木に手をかけて立っていた。
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