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「時を待つのじゃ、それまでは敵将に見つからぬように道を確保していこう」
____敵将に見つからずに裏門へ到着せよ!____
「いきなり難易度高くないですかー!?…とりあえずやるか!」
「雑魚には対峙し、伝令兵は逃さずに討ち取るのだ!」
技はまだまだ未熟であり、与えるダメージ量も少ない。
「……おらっ!…爽快感もあるけど重労働だなー…」
「そなたの実力は確かであろう、氏康公もそう仰っていると耳にした」
「俺って一体何者なんだろうか…」
____伝令兵、発見!____
「!?あれは北条の軍!…すぐに知らせなくては!…」
「あああー!ちょっと待てー!…逃がすかあー!」
「通さぬのであれば…強行突破するのみ!」
「うわっ!…くうー……自分へのダメージはこんな感じにくるのか……」
体力のゲージは思っているほど大きくはなく、今後の戦いを考えるとまさに油断大敵である。
「これで……どうよっ!…よっ!せいやっ!…」
「…これでは体力が持たん……南へ撤退する!」
____伝令兵、中央砦の拠点兵長、撤退!____
それでも分からず主人公は追いかけようとする。
「○○様!これでよろしいのです、上杉への伝令は阻止に成功したでありますし、とても良い位置に隠れることができましたぞ!」
するとそのタイミングで北条氏康からの伝令が参り、ひそひそと耳打ちをした。
「……うむ、よし……皆の者、よいか……これより上杉の陣へ突入する」
「よし!これだぜこれー!待ってました!」
「我と○○様へ帯同する者共は、鎧兜を脱ぐのじゃ!急げ」
「えっ!?……大道寺さん、これじゃみんなへのダメージがでかすぎない?」
「氏康公の指示だ、そしてなにか考えがあるはずだ……私としては……一気に戦場を混乱させるためのものであろう」
____子の刻、敵襲に成功!____
「なっなんだ!?……何が起きているのだ!!」
「報告!夜襲です!……北条の軍が攻め込んできました!」
「…さあさあ!いっぱい討ち取るぞー!!」
____上杉朝定、難波田憲重を撃破せよ!____
「我ら扇谷はあるべくしてあるのだ!…田舎の小童どもなどに明け渡してたまるかー!!」
「足利は時間の問題である!我が君主が時代の繁栄を証明しようぞ!大道寺、参る!」
「……あっ!難波田さん見つけたー!!…覚悟っ!!」
「…なんぞ!知らぬ者は返り討ちにしてやる!邪魔をするでないっ!!」
そして剣と槍が対峙する、敵将はやはり手強い。
「慣れが肝心、自分をコントロールできるようになってきた!…一気にいくぞ!」
「くそっ!…バカな…この者、何者だ……」
___敵将、討ち取ったぞーー!___
_____難波田憲重、討死!___
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