第1章

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薄暗い部屋 ここが俺のいる場所 窓には鉄格子がついている 急に部屋のドアが開いた 入ってきたのは1人のメイド 「レイン様、食事をお持ちしました」 もうそんな時間だったんだ 「置いといて」 それ以上言葉をかわすことなくメイドは出ていった また1人 慣れているはずなのに悲しかった 「ヒック...もう、いやだ......さみしいよ」 俺はこの部屋から出ることはできない 生まれたことさえ隠された俺は忌み子 魔法名家に生まれた忌み子
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