12人が本棚に入れています
本棚に追加
薄暗い部屋
ここが俺のいる場所
窓には鉄格子がついている
急に部屋のドアが開いた
入ってきたのは1人のメイド
「レイン様、食事をお持ちしました」
もうそんな時間だったんだ
「置いといて」
それ以上言葉をかわすことなくメイドは出ていった
また1人
慣れているはずなのに悲しかった
「ヒック...もう、いやだ......さみしいよ」
俺はこの部屋から出ることはできない
生まれたことさえ隠された俺は忌み子
魔法名家に生まれた忌み子
最初のコメントを投稿しよう!