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えっ!?だ、大丈夫って何それ?
「どういうこと?」
「『!!』がついてる。平気。」
えぇっ!?は、初めからこうすればよかった!?な、なんだそれ…
「なーんだ…」
俺が安堵の声を出すと未来が
「何が?」
…真顔で聞くな!!
「何でもない!!こっちの話!!」
「ならいい。」
ほっ…よかった…。さすがに声には出さないけど…。
「未来~幸~!次射撃テストだよ~!」
遠くから、奏が呼びに来た。
「おう!いまいく!!」
俺が返す。未来がまだ真顔で
「幸、本当に大丈夫?」
などと言っていたので、
「大丈夫だって!」
と返して、
「じゃ、俺行くな!」
「待って、私も行く。」
未来がすごいスピードで着替えを持ってきた。
「い、いや…さすがに一緒に入るのは…「じゃあ、私こっちだから。」…」
俺を遮って、未来が恵の方に走っていった。
…俺今めっちゃ恥ずかしい…。
「幸!何してるの!?早く行くよ!」
奏が呼びに来た。
あ~あ。めっちゃ恥ずかしい…。
奏は真っ赤になった俺をズルズルと運んでいった。
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