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それから一週間、やたらと幸が俺の周りをウロチョロし始めた。 俺がいく先々の所に隠れており、学食も弁当がありながらわざわざ俺の隣に座り弁当を広げて食べ始める。 一体何が起こってるんだ。幸は奏と一緒になったんじゃ無いのか… 俺は、若干のイラつきを覚え始めていた。 そんなある日 「学級委員だからと言ってこの荷物は酷すぎないか…」 学級委員だから、と先生に雑用を押し付けられた。 その量があまりにも多いため四往復もしてしまった。 「よし。これで全部。」 ドサッ 俺がすべて運び終えて教室に荷物を取りに行った。 教室の近くまで来ると声が聞こえ始めた。 その声の主は二人組のようだ。 そのまま近づいて行き、教室の前まで行くと、4年5組の教室から何故か3年の幸と奏の声が聞こえた。 俺は、咄嗟にドアの横に隠れた。 なんだ?何を話してるんだ?
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