第1章

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「貞子。今夜は会議で遅くなる。飯はいい。」 「はい。」 「行ってきます。」 「進一。ちゃんと勉強しろよ。この前の模試は何だ。」 「ち!はーい。行ってきまーす。」 「何だ!その態度は!」 「あなた。遅れます。」 「全く。じゃあ、行ってくる。」 「はい。行ってらっしゃいませ。」 飼い猫のアリサが鳴いた。 緑の目は、そんな家族を見ていた。
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