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「色々やらなくちゃいけないことがあるわね。
入学手続きその他諸々は姉さんに丸投げでいいわ。勉強は湊くんくらいの成績なら特待生枠も大丈夫でしょう。
うん、だから王道学園について予習しましょっか」
「……ん?」
嫌な予感が。
「手駒の報告によると、小説と大差なさそうなのよね。だから身を守りフラグをへし折る為にも重要よ」
「……予習って何をするの?」
外れろ予想!
「もちろん、腐的な小説、漫画を読んでもらうことよ」
ハハハ、ですよねー。
どう考えても勉強の方が重要だと思うのだけど。
「さ、ちょっとずつ慣らして行きましょう。
これなんかどうかしら?すごく切なくて普通の恋愛小説より面白いと思うわよ。あとはこれとか……」
…………
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