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「あ・・・あっ・・・そこ・・・いい・・・」
あっしの下で喘ぐのは、この集団の中の一人、助。
人間界で異様なほどのエネルギーに満ちた集団に、人のふりをして紛れ込むと。
どうやら彼らもまた、純粋な人間ではない様子。
しかも、ご隠居は某所における父、いわゆる神に属するものであるらしい。
それに従う彼ら、助、格、お銀もまた、父なる神の世界より降りたる天使、というのが元の姿らしいと感じられた。
あっし(名を替えたときに、言葉遣いも変わってしまった。これが、この世界でのルールなのだろうか)は、元々の名「風を打ち消すもの」のように風より強く速く動ける有能なる配下として、彼らの仲間となった。
バレなければよい。
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