episode 4

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「おいおい、キスするのにそんなに噛みしめる奴があるか」 征司坊ちゃんは言葉通り 見たことない優しい笑顔で かたまる僕の顎先に指をかけ言った。 「開くんだ。軽く」 人差し指が 僕の下唇をゆっくりとなぞった。 「んっ……」 それだけですでに 腰が抜けてしまいそうになる。
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