episode 4
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でも言わなかった。 天宮家の王様は 言ったら絶対へそを曲げるから。 「代わりにこの可愛くない奴、もらってもいいですか?」 僕は床に転がったままの 人相の悪いクマを拾い上げて聞いた。 「ああ、好きにしろ」 征司坊ちゃんは肩をすくめて いつもどおりほんの少し口端で笑った。 VERY HOLY NIGHT ★おわり★
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