レイウッド編〈2〉護るために失くしたもの

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レイウッド編〈2〉護るために失くしたもの

どうでもいい存在だったら、 とうに見捨てていました。 愛されないあなたを、 いつの間にか愛してやりたいと思ってしまっていたんです。 憎き女の息子としてではなく、 いつの間にかあなたはワタシの中で存在を大きくしていた…… あなたから真実の記憶を奪ったのは、 あなたのためではなく、 自分のためだったのかもしれません。
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