終わりの始まり

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何分がたっただろう? ずっと考えているが 答えは見つからなかった。 死んだはずなのになんで生きている? ここは何処だ? このあとどーなる? いろいろな疑問が頭を悩ませる。 「んー?」 床に座り、腕組みをしながら、 首をかしげていた。 ガチャッ 「!?」 突然、開かれた唯一の扉。 ?「あれ?落ち着いてるね♪君。」 扉の先から 背丈150㎝くらいで、 髪の毛は肩にかかるくらいの金髪ストレート。 綺麗な顔立ちをした二十歳くらいの女性が部屋に入ってきた。 女性の手にはファイルのようなものが握られていた。 「誰?ってか、どーなってる?」 俺からの疑問。 女性が冷静に答えた。 ?「あなたは死にました。それは理解できる?」 俺は何も言わずに首を縦に振った。 ?「呑み込みが早いのね♪私の名前はアテネ。あなたの案内人を担当することになったわ。」 案内人?なんの? 地獄へ行くか天国行くかか? 疑問はあるが俺は何も言わずに また首を縦に振った。 アテネはびっくりした表情を1度見せると またすぐに冷静に話始めた。 アテネ「あなた、全然驚かないのね?♪まぁ、いいわ。」 アテネは持っていたファイルを開くと 会話を続けた。 アテネ「神田 瞬。(かんだ しゅん)17歳。男。血液型はB。身長178㎝。体重64㎏。死因は自殺。で、間違いないかしら?まぁ、写真と比べれば本人に間違いないわね。」 よくもまぁ、事細かく調べてある。 アテネが持っているファイルには俺のプロフィールがあるんだろうな。 俺は何も言わずに首を縦に振る。 アテネ「では、さっそく、本題に入ります。あなたが転成できるリストはこれね♪」 アテネがそう言うと、 俺の目の前の空中にスクリーンで写し出されたかのような文字が浮かび上がってきた。
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