第3章 回りだした運命

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私の体をたくましい体で包み込みながら その両手を私の背にからませ 身体中が立ったまま 彼に包まれている。 彼の手が私の背で交差して私を包む。 すっぽりと筋肉質の彼の身体に包まれている。 ーー嬉しかった。 理屈ぬきで、ただこの彼からのHUGが嬉しかった。
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