第3章 回りだした運命

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腰に触れていた指は、また上に戻り 手のひらすべてを使って私の髪を優しくなでる ゆっくりと ゆっくりと 黒髪に触れる…… まるで魔法でもかけられたかのように私は動けなかった 服の上から肩を触り、 脇腹から腰に触れた彼は やせた とつぶやいた。 苦労しているのか? と尋ねた。
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