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「あっそ、じゃーいーや。
羽村たちとクリスマス会やるから、一応誘ってやろうかと思っただけだから」
ピクリ。
無愛想鉄火面の手が止まったことを見逃さない。
「……もともと俺は関係ないだろう。
なんで教師が生徒とクリスマスしなきゃいけないの」
「はいはい、そうですね!
じゃあ俺たちだけで盛り上がりますわ。
かーちゃん張り切ってるからなぁ!
夜通しになるかも」
よっこらせ、とわざとらしく言いながら、背もたれに向かって跨っていた椅子から立ち上がる。
「……どーゆーこと?」
顔だけゆっくり振り向いた冴島の瞳が、ギロリ、光った。
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