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くるくるとよく動く瞳が、いつもより大きく見開かれて、思わず吹き出してしまう。
「ジョーダンだって。
でも、腹はホントに減ってるからコンビニ寄らせて」
まとめておいた荷物を肩に担いで羽村に問いかける。
「お付き合いいたします」
くふふ、柔らかに笑いながら隣に並ぶ。
当たり前の光景。
そう、悲しいくらい普通で、いつもの光景。
俺の左に、羽村の小さな肩。
胸がぎゅ。
甘く、啼く。
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