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トイレの個室に篭もって数分…。
放心しながら…もうこのままトイレの花子さんになりたいと切に願った。
流石に夏井も気を遣ってくれたのか、声をかけてくることがなかったのは幸いだけど…。
ここ出ても、きっと待ってんだろ。
「あぁあ~~~」
どんな顔して会えばいいの。
俺、あんなヤツになんでこんないいように弄ばれてんの。
キスといい、コレといい…っ。
あいつ、どういうつもりなの。
そして俺は、なんであいつでも反応するの…っ。
「はぁ……」
そこは若さということでどうにか誤魔化そう…。
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