思い出す。

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思い出す。

これは詞でもなけりゃ、小説でもない。 思ったこと。 思い出したんだ。 6年前のあの日を、 僕は特別じゃ無いって。 あの人はそれを僕に投げつけて居なくなった。 それまでは、僕は、何にでもなれて、何でも出来る、そう思ってた、ただの18歳だった。友達はその子の事を聞いて、すぐ、涙流した。僕は信じられなくて、涙も流せなかった。浅はかで、無知なガキだった。 あれから6年、僕は思い出した。 ただのガキだった僕を、特別だと思ってた僕を、 ふと最近思い出したんだ。 ここでこんなこと書いてることを友達は知らないし、知られたくもない。 でも書きたいんだ。 教えてくれたあの子の事を忘れないために。 この世は、誰かの仕事で、おかげで、せいで、まわってる。 だから今、嘆いてる人が居たなら、それは間違いで、嘆くようなことじゃないって言いたい。 君も誰かの為にいて、また居なくなるんだから。それは、君のおかげかもせれないし、せいかもしれない。でも誰かに何か影響してる。皆が皆ヒーローじゃない。 村人Aかもしれないし、敵Bかもしれない、でも必要なんだ。 僕の為の、勝手な文章だけど、 信じて欲しい。 あれから6年まだ僕はこの世界で生きてる。
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