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ビクッ!!!???
全身に鳥肌が立つ。電話に出たのがいけなかった、やってしまった。
「今、○○駅にいるの。」
ブツッ、ツーツーツーツー
○○駅とか、私の家の最寄り駅じゃん…。
え、てか待って。メリーさんってあのメリーさん?都市伝説で有名なあのメリーさん?ずっと迷信かと思ってたんだけど、ホントにいたんだ、メリーさんって。
てか、自分よく冷静でいられるなー。命狙われているのに、あはは。
どうしよう、とりあえず走って家に入るか。お腹空いたし、お風呂にも入りたいわ。寒いんだもん。
急いで細道を抜け、家に着いて入り、自分の部屋に入って荷物を置き部屋着に着替えて、携帯を部屋に置いたままもう先に食べているであろう両親のいるリビングへと向かった。
「ただいま、遅くなってごめん。」
「あら、お帰りなさい。早くご飯食べちゃいなさい。」
「はーい。」
うん、家ではなにも起きてないと。何も感じないし大丈夫かな?
目の前にある大盛り唐揚げを食べながら私は考えていた。メリーさんって確か最後に自分の後ろにいて、あれ、そのあとどうなるんだっけ?
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