scene 25

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晴れた朝だった。 カーテンを開けると、暖かい空気が部屋の中に満たされる。 いい季節だなあと思う。 優人は、夜中も一度泣いただけで、瑞乃が母乳を口に含ませると、それだけでまたすぐに眠りに落ちた。 今もまだ眠っている優人の頬につい触れてしまう。 朝から何枚も何枚も、同じような表情の写真を撮りすぎて、瑞乃には親ばかだとからかわれてばかりいる。 「今日は仕事に行かなくていいの?」 「仕事に行っても、優人のことばかり気にしちゃいそうだ」 「ニヤニヤしちゃうの?」 「うん。変な奴だと思われそうだ」
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