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ピンポーン
生徒会室の門の前に立ってインターホンを鳴らす
ガチャ...
忍「会長直々お出迎えですかw乙ww」
『開けてくれてありがとう。はいお菓子(ニコッ』
魁「ッ...//どーも//」
忍「やーいヘタレカイザー、照れてやんのww魁「うるせぇ!//お前は入ってくんな!//」いやですぅー入るぅーwww」
あーあ、また始まった....まぁここならいいのかなぁ...でも入りたいな部屋に....
良「はぁ...また喧嘩ですか....魁咲、忍みっともないからやめなさい」
聞き慣れた呆れ声に振り返ると副会長の良狗がいた、今はステージ上でつけていた作り笑いじゃなくて眉間にシワが....ホントは面倒くさがりなんだよねぇ....あ、いい事思い付いた♪
『良狗~』
良「ん、何ですか世羅?」
僕より背の高い良狗の腰に抱きつくとしっかり受け止めてくれる。眉間に寄ったシワも和らぎ頬を緩ませた。良狗を見上げてニコッと笑うと僕の意図が分かったらしくギュッと抱きしめてくれた。
良「世羅は仲間同士の諍い嫌いですからねー、よしよし辛かったですね」
『そうなんだよー、仲間とケンカするヤツはきらーい』
首に手を回し恋人のように抱き合いながらの会話、「嫌い」の言葉に言い争いを辞めて二人が勢いよくこちらを向く
忍「辞めて世羅!嫌わないでー!」
魁「ケンカしてねぇ!それと良狗とそんな密着すんな!」
流石、効果絶大。
慌てて弁解してきた二人にいたずらっぽい笑みを見せて良狗から離れた
『やめてくれてありがとう、良狗開けて?』
良「畏まりました(ニコッ」
良狗と生徒会室に入る。続けて魁咲、忍と入っていく。
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