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私は、聞きたくない事実を今、聞いてしまった。私の秘密は私自身では何も感じないが死においやる病気しか聞いていなかったからだ。
「5ヶ月しかいきられない香奈を…。」
「思う存分以上に自由にやらせるべきだわ。」
お父さんとお母さんの会話を聞いてしまった私は、階段を上り自分の部屋に戻っていた。
(私は、後5ヶ月でいなくなるんだ…。)
自分に何が起きているのか知りたくなかった。頭には、空也の事でいっぱいだった。
「空也…。」
いつの間にか涙を流していた。
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