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衝撃な事実を知った私は、そのまま夏休みに入ってしまった。
「いってきます。」
「気をつけるんだよ。」
「あんまり周りに心配かけんなよ。」
両親から言われた言葉が重く感じてしまっていた。でも、この表情は皆の前には出してはいけない。余計に心配させてしまう。
(今日から皆とお泊まり会だから楽しまなきゃ。)
私はほっぺを思いっきり叩いて走り出した。
駅前に皆が集まっていた。
「皆、お待たせ。」
「あれ、瑠璃ちゃんは?」
「あいつはまだ…。」
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