第1章 午前八時の三角定規
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◇◇◇ でもほんとに困った。 まさかアキがオーケーするとは思わなかったし、まさか今日あたしが振られるとも思わなかった。 とりあえずリカに相談するか。 洋平とリカに代わりに行ってもらうとかアリかな。 「ただいまぁ」 「瑠璃おかえりー」 もうパートから戻ってたお母さんがキッチンからあたしに声をかける。 「瑠璃おやつ食べるぅー? もみじ亭の抹茶シフォンがあるわよ」
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