第1章 午前八時の三角定規

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「リカ? 瑠璃だけど」 「うん、上がっておいでよ」 「洋平いる?」 「いるよー」 「いいの?」 「ぜんぜんいいよぉー」  後ろで、よくねぇ! って洋平の声が聞こえた。 ごめーん洋平。 今度なんかおごるよ。 どうしても早急にこの事態をどうにかしなくちゃいけないんだよぉ。
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