最悪の出逢い

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「うーん…。やっぱりちょっとダサいかなぁ。」 着替えが終わって鏡に自分を移してみると、その姿に落ち込む。 温泉施設の制服は、濡れても良いように水を弾く素材を使用している。 その為か、肌触りも固くてなんだかカッパを着てるみたい。 まぁ、しょうがないか。 まだ上が明るい色なのが救いかも。 そう心の中で自分に言い聞かせ、ふと携帯の時刻を見ると、14:45と表示されている。 やばっ! 初日だから早めに行かないと! 急いで荷物からメモ帳と筆記用具を取ると、私は事務所に向かった。
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