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グラ「お前らに良いことを教えてやろう」
闘は、グラビティをにらみつけたが、然はしゃべらせてあげましょうと目で合図した。
グラ「この力はこの部屋全てにかかっている。がしかし、私はこの通り、力の影響を受けずにこうして歩き回る事が出来る。それはナゼか?」
グラ「それは…、私がこの部屋の決まった箇所だけ、この力を及ばないようにしているからだ。つまりだな。ここを見ろ」
闘が見ると、床のその部分に直径10センチ程の円が床とほぼ同じ色で書かれていた。
グラ「例えば、ここを押すと…」
グラビティは床のその部分を足で押した。
グラ「この部分、縦横50センチ四方と上下は天井から床までは、普通の重力になり、足を離してから1分すると元の超重力状態に戻る。そしてこのボタンは部屋の至るところにあり、私が超重力が無効になる部分を選びながら歩いてるから私は平気で、おまえ達は超重力から出られない。分かったか?」
然「しかし、それではあなたも、ただ、私たちを床に這いつくばらせる事しかできず、戦う事ができないのでは?」
然は、重力に押し潰されそうになりながらそう言った。
グラ「私もそう思っていたところだ!」
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