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闘「悪いけど、10000ガーツ札1枚、貸してくれないか?」
然「良いですけど何に使うんですか?」
闘「まあ、見てろって」
グラビティは、二人の様子を見て、しびれを切らしてこう言った。
グラ「内緒話はもう終わったか?」
闘「あぁ、終わった。ところで、アンタに一つ提案があるんだが…」
グラ「何だ!!」
闘「話し合いをしている間、とりあえず、こっちのボタンも押して重力を解除してもらえないか?」
グラ「いいだろう。ただし、提案とやらが、つまらなかったら、すぐ元に戻すぞ」
闘「それでいいよ」
グラ「では…」
グラビティが闘と然の二人の近くのボタンを押したため、二人は立ち上がる事ができるようになった。
グラ「で、提案とは?」
闘は然にまた耳打ちした。
グラ「また内緒話ですか?」
闘はすぐにグラビティのほうに向き直った。
闘「俺たちにも一回ずつボタンを押させてくれないか?俺たちが押しても重力は解除できるんだろ?」
グラ「できるが、そんな事をさせる義理はないぞ! 」
闘「ただで、とは言わない。ここに10000ガーツある。これで頼めないか?」
グラビティは少し考えて、こう言った。
グラ「いいだろう。一回ずつだけだぞ」
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