第十二章 夜城の間の戦い-夜の城って、まさか、ねぇ?-

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然「闘、おかしいですよ。もう30分近く戦っていますが、彼が全力を出して戦っている気がしません。まるで…」 闘「まるで、何だって言うんだ?」 俺はイライラして、然に叫んだ。 然「まるで…何かを待っているみたいですよ…」 闘「待ってるだって?」 クリーン「クククク…よくわかったな。さすが頭脳担当の方だな。そうとも、この技は発動するのに30分ほど時間が掛かるのだ。しかし、それも終わりだ。そろそろ(発動する)時間だ!」 クリーン「半時計時流(カウンタークロックワイズ・ストリーム)!」 クリーンがそう叫ぶと同時に奴の姿が忽然と消えた。 闘「アイツ、どこ行きやがった!」
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