第十二章 夜城の間の戦い-夜の城って、まさか、ねぇ?-

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クリーンは、その頃、あるところで高笑いをしていた。 ク「クククク…ハハハハ…」 ク「私には対称空間(シンメトリースペース)に移動し、時間を遡ることができるのだ!」 ク「しかし、アイツらにその事が分かるはずもない。アイツらに勝ち目などないのだ。ハハハハ…」 15分ほどして、クリーンは呟いた。 ク「おっと、ずいぶん時間が経ってしまった。そろそろ彼らのいる空間に戻って、戦いの続きを始めますか?」 クリーンは今いる空間から消えた。 闘「アイツ、このまま現れないつもりか?」 ク「冗談でしょう?」 闘「貴様、今まで何処に隠れて居やがった?」 ク「これでも喰らいなさい。」 ク「時の海淵(アビス オブ ザタイム)!」 然「闘、危ない!」 闘「ぐわぁ!」 クリーンの技を喰らって闘は入口近くの壁に叩きつけられた。 ク「では…」 闘「ま、待て…」 クリーンは、また消えた。 然は闘に駆け寄った。 然「大丈夫ですか?」 闘「アイツ、何処行きやがった?」 闘は、意識を失った。 クリーンは、異空間にいた。 ク「そろそろ、戻りますか?」 クリーンは、再び消えてから15分ほど後に、然のいる空間に現れた。
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