第25章

8/12
前へ
/12ページ
次へ
「そうだな。パパは嬉しいよ。 娘を…あやめを愛してくれてて…」 「パパ、ママ、私、やっぱり、響といたい…傍にいた…い」 「俺もだ。あの事は忘れろ… 親父も爺さんも望んでねぇ…」 ギュッと抱きしめてくれた。 「今日は、ゆっくりとして行きなさい。 食べに行きたいとこだけど、響君の着替えがないから私の手料理でいいかしら?」 「もちろんです。お母さん。」 ママは嬉しそうに『腕によりをかけて』と買い物に向かった。
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

36人が本棚に入れています
本棚に追加