甘い夜と新生活

3/22
前へ
/112ページ
次へ
「もっと自信持って。俺は、結衣のものなんだから」 ほら、こうやって私の不安を拭い去ってくれるんだ。 「孝哉くん………ありがと」 流石に、クリスマスイブの本番だから、人の行き来が激しくて、何度も離れそうになった。 「結衣は小さいから、はぐれないようにこうしよう」 甘い声を近くで聞けるのは、彼女の特権だよね? 今晩は、孝哉くんがホテルを予約してくれているらしく、一緒に過ごす事になっている。
/112ページ

最初のコメントを投稿しよう!

204人が本棚に入れています
本棚に追加