第四章 瀬戸内 綾(せとうち あや)

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「綾、、顔がだらしないことになってるよ!」 「にゅはッッッ」 ビックリして、上体を素早く起こす。 「あっっ お菓子、、じゃ無い、アキ。」 両方の頬っぺたをつねられた。 「私の顔が、食べ物に見えるわけ!」 亜季は、私の頬を摘まんだまま質問する。 「ひょうなの、、うひょっ、ひょうひゃないの!」 つねられた状態じゃ上手く喋れない。 そして、亜季の指の力が若干増した気がする。 「もお~、綾の頭ん中は、8割がお菓子で、1割が生命維持に使われてるんじゃないの!?」 (残りの1割は何処へいったんだろ?) 「後の1割は、、、」 (何でしょうか?) 「、、カオス」 (、、、ひどい。)
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